皮膚科|あゆみスキンクリニック|滋賀県守山市JR守山駅の皮膚科・美容皮膚科

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皮膚科

皮膚科|あゆみスキンクリニック|滋賀県守山市JR守山駅の皮膚科・美容皮膚科

皮膚科でよくみられる症状

皮膚科でよくみられる症状

お子さまからご年配の方まで皮膚疾患を幅広く診療しています。
お肌に気になる症状がある際は、お気軽にご相談ください。

皮膚科の対象となる主な疾患

  • 湿疹
  • 蕁麻疹
  • アトピー性皮膚炎
  • 脂漏性皮膚炎
  • ヘルペス
  • 帯状疱疹
  • にきび
  • いぼ
  • たこ・うおのめ
  • 水虫(足白癬)
  • 爪白癬
  • 水疱症
  • 乾癬
  • 皮膚感染症
  • 円形脱毛症 など

湿疹

皮膚科の診療でとても多く見られる症状です。かゆみや赤み、かさつきなどが生じます。ひどい場合は、水ぶくれなどができ、皮がむけることもあります。皮膚の乾燥や汗、蒸れ、外的刺激など原因は様々です。
治療はステロイド外用薬や保湿剤を使用します。かゆみがひどい場合は、飲み薬でかゆみを軽減します。湿疹が外的要因で生じる場合、その原因物質に触れないようにすることも大切です。

蕁麻疹(じんましん)

じんましんは多くの場合皮膚に赤い盛り上がり(膨疹)をみとめ、強いかゆみがあり、しばらくすると跡形もなく消えてしまうという特徴があります。たいていはかゆみを伴いますが、チクチクひりひりと感じることもあります。発症して1ヵ月以内を「急性じんましん」、それ以上経過した場合を「慢性じんましん」と呼びます。じんましんの原因は、食べ物や物理的刺激、気温の変化、感染など体調不良、精神的ストレスなど様々でそれらが複合的に関与するといわれていますが、はっきりした原因がない「特発性じんましん」というものもあります。原因となるものを回避することや仕事や勉強などのストレスや不規則な生活を避けることも重要です。
薬物治療は、飲み薬が中心となります。蕁麻疹のかゆみはとてもつらいものですが、適切な治療によりほとんどの方で症状が改善していきます。ぜひご相談ください。

アトピー性皮膚炎

皮膚のバリア機能の低下、アトピー素因(アレルギー体質)、アレルゲンやかきむしりなどの外的要因、ストレスなど心理的要因といった様々な要素が重なって起きると考えられています。目や耳の周り、首、ひじやひざのくぼみなどに、かゆみを伴う湿疹が繰り返し起こります。皮膚をかき続けると発疹が拡大し、皮膚がかたくなったり黒ずんだり、じゅくじゅくしたりすることがあります。
治療は、皮膚のバリア機能を補うためのスキンケア、皮膚の炎症を抑えるための外用薬、かゆみを軽減させる抗ヒスタミン薬内服、かゆみを悪化させないため環境整備や対策が基本となります。近年は治療の幅も広がり、ほとんど発疹がなくきれいな状態まで治療できる方もとても増えています。

にきび(尋常性ざ瘡)

にきびは多くの人が経験するとても身近な皮膚疾患です。ホルモンバランスやストレスによる皮脂の過剰産生、アクネ菌や毛包虫、肌に合わない化粧品の使用や皮膚の摩擦など多くの因子が複合的に関与しているといわれています。
過剰に分泌された皮脂が毛穴にたまり、面皰(めんぽう)という状態になります。この毛穴にたまった皮脂を栄養源にして、にきびの元となる菌が増殖して症状を悪化させます。
面皰を改善させる塗り薬や、にきびの炎症を抑える飲み薬を使って治療します。肌をこすらないようにすることや適切な化粧品を選択することも大切です。

単純疱疹(ヘルペス)

単純ヘルペスウイルスに感染することで発症します。口の周りや口の中に小さな水ぶくれや傷ができる1型と、外陰部やお尻など下半身に発症する2型の2種類のウイルスがあります。初めて感染すると人によっては強い症状が出現することがあります。口内に小さな深い傷ができ痛みで水分がとれなかったり、高熱や歯ぐきが赤く腫れて出血したりすることもあります。
治療は抗ウイルス薬を使用します。水疱ができてもできるだけ早い時点で薬物療法を始めると治りが早まります。単純ヘルペスウイルスは神経節に入って潜伏するため、薬で完全に取り除くことができません。そのため寝不足、疲労、かぜなどで免疫力が低下すると再発することがあります。

帯状疱疹

みずぼうそうと同じウイルスによって発症する病気です。頭部から下肢までの間で体の左右どちらかの神経に沿って、痛みを伴う赤い斑点と水ぶくれが多数集まり帯状に出現します。上半身に現れることが多く、顔面、目の周囲にみられることもあります。ピリピリと刺すような痛みが生じ、夜も眠れないほど激しい場合もあります。顔に生じた場合、目の障害や顔面神経麻痺、内耳障害によるめまい・耳鳴りなどが起こることがまれにあります。神経の損傷によって発疹が治まった後も痛みが続く「帯状疱疹後神経痛」という合併症が残ることがあります。
帯状疱疹は早く皮膚科を受診し、早期に治療することが非常に大切です。早期治療により、帯状疱疹後疼痛の発症を低減することが期待できます。

乾癬(かんせん)

銀白色の鱗屑(りんせつ:皮膚の粉)を伴い、境界の明瞭な盛り上がった紅斑(赤い斑点)が全身に出現する病気です。大きさや数、形は様々で、発疹が癒合し大きな病変となることもあります。爪の変形や関節炎を伴うこともあります。刺激を受けやすい部位にできやすく、頭部、ひじ、ひざ、お尻、下腿などに多く認められます。かゆみは半数程度の方にみられます。
乾癬は慢性で軽快と悪化を繰り返します。病気の程度、状況などに応じて治療法を選択します。

水虫(足白癬)

水虫は、白癬菌(はくせんきん)というカビの一種が皮膚に入り込んで発症する病気です。白癬菌が増殖しやすい夏に症状の悪化がみられます。足白癬を放置すると足の爪にも水虫が感染して爪水虫になることや、体や顔の皮膚も水虫になることがあります。治療は病態に応じて塗り薬や飲み薬を使用します。

いぼ

多くはヒトパピローマウイルスの感染によって発症するもので、ウイルス性疣贅(ゆうぜい)と呼ばれています。ウイルスは傷などから皮膚に入り、皮膚の深層の細胞に感染して、周囲の正常細胞を押しのけて増殖し続けます。痛みやかゆみは伴わないことが多いですが、放置するとさらに増えたり、人にうつしたりすることがあります。小児からご年配の方まで男女を問わずみられます。
治療は、液体窒素による冷凍凝固療法を行うことが多いですが、塗り薬、貼り薬、漢方を併用するなどご本人に適しているものを選んで行います。

たこ・うおのめ

足の皮膚の一部分に慢性的な圧迫などの刺激が加わり発症します。たこは皮膚の表面の角質が部分的に厚くなるものです。うおのめは厚くなった部分に硬い芯を持つようになったもので痛みを伴うことが多いです。治療はメスなどで削る角質除去法があります。

円形脱毛症

円形の脱毛斑が発生するもので、原因ははっきりわかっていませんが、ストレスやアトピーなどのアレルギー素因、遺伝的要素などが背景にあると考えられています。自分の免疫力により自己の毛包を攻撃して毛が抜けてしまいます。1個~数個の脱毛斑ができて自然に治っていくこともあれば、脱毛斑が癒合して頭髪全体が抜けることや眉やまつげ、体毛が抜けることもあります。
治療はステロイドなどの塗り薬やステロイドパルスという点滴療法、飲み薬があります。ステロイドパルス療法などが必要と判断した場合は総合病院に紹介させていただきます。

酒さ

顔、とくに鼻や頬に認められる、赤みと細かい血管拡張が数ヵ月続くものです。にきびのような発疹を伴うことや鼻が凸凹に隆起することもあります。原因はわかっていませんが、体質やストレス、飲酒、刺激物摂取、毛包虫、化粧品などの刺激に対して皮膚が反応して炎症や血管増生をきたし、赤みとなると考えられています。一般的には難治で、慢性的に症状が続くといわれています。
刺激やストレスを避けることと、治療はメトロニダゾールの塗り薬や炎症を抑える目的でドキシサイクリンを内服することがあります。

多汗症

全身性多汗症と局所多汗症に分けられます。全身性多汗症は原因のわからないものと、気温や運動によるもの、内分泌疾患や妊娠、肥満、薬剤性のものがあります。局所性多汗症はてのひらや足の裏、腋など体の一部に汗が増えるものをいいます。当院では局所性多汗症の治療を中心に行っています。腋やてのひらに使用できる汗を減らす塗り薬を使用します。